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田中希実の身長で大型外人選手に勝つにはピッチの回転力強化は必至!
これまでの田中希実選手のレースを見てみると、身長153㎝という小柄な体型で大柄な外国人選手と対等に戦ってこれたのは、歩幅とリズム、そしてスピードです。
1,500メートルで日本記録3分59秒19を出すだけの実力があるので、田中希実さんに足りないのはピッチの回転力だけです。
ピッチの回転力強化トレーニングは?
それではピッチの回転力を強化するにはどの様なトレーニング不法があるのでしょうか?
大きく分けて3つ考えられます。
スピードワーク 体幹トレーニング 戦術的な走り方
それでは1つずつ紹介していきましょう。
- スピードワーク
ピッチの回転力を更に高めていくにはスピードは必至つです。
ではどうすればスピードを上げらええるのでしょうか?
結論から申しますと、スプリントトレーニングやインターバルトレーニングと取り入れる事でスピードがつき、回転力も付いていきます。
※こちらの動画で実例を紹介しています。
- 体幹トレーニング
次に体幹トレーニングです。
体幹トレーニングは良く聞く言葉だと思いますが、体幹は頭と手足除いた胴体ですよね。
体幹を鍛える事で姿勢を保てるでけではなく、筋肉強化、柔軟性が高まり体幹をバランスよく働かせることでスピードアップ、回転力に繋がってきます。
※こちらの動画で100m五輪代表の高瀬慧選手が体幹トレーニングについて紹介しています。
- 戦術的な走り方
スポ―ツの世界では戦術(駆け引き)があります。
これは田中希実選手に限った話ではありませんが、世界を相手にするわけですから戦術は凄く重要になってきます。
スピードと回転力を身に付けた田中希実選手は相手の弱点やクセ(いつスピードを上げてくるか?)研究して戦術を使えれば外国人選手の勝利に近づけるでしょう。
※こちらは田中希実選手が2月にケニアで合宿の時の動画で何と!そこには箱根駅伝の区間賞を獲得したドミニクニャイロ選手も参加されています。
ケニア合宿を終えた田中希実選手は
ケニア選手の「お尻を使って走る」とのイメージを参考にしていたが、新たに「エチオピア選手のようにリズム感も大事にしたい」と、2つの走法をミックスさせていくという。その先にはダイナミックな走りを見据えている。
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ノルウェー3000メートルで日本新!パリに向けて順調?
田中希実選手が快挙を成し遂げました。
5月に行われたノルウェーオスロ大会3,000メートルで8分34秒09の日本記録を打ち出しました。
序盤は先頭集団についていましたが、徐々に後退していきましたが、ペース自体は悪くなく先頭手段が終始ペースを落とすことなく走り切ったのがレース結果となりましたが、田中希実選手はパリへの手応えは確実に掴んだことは間違いないでしょう。
これまで積み上げてきた経験は決して無駄にはなっていません。
パリオリンピック5,000メートルで勝つための戦略的展開は?
田中希実選手がパリオリンピック5,000メートルで勝つための戦略的展開について予想した所、4つ考えられました。
ライバル選手の分析、体調管理とトレーニング、メンタルトレーニング、レース戦術の選択
- ライバル選手の分析
ライバル選手の分析は必至で、ノルウェーオスロ大会で出場した選手は勿論ですが過去のオリンピックでは全く無名な選手がメダル圏内に食い込んでくることが稀にあるんです。
何故なら注目されていないのでプレッシャーを全く感じなく全力で力を出せるからです。
田中希実選手は気になる選手もマークしておいた方がいいでしょう。
- 体調管理とトレーニング
次に体調管理とトレーニングです。
トレーニングは先にも紹介しましたが、5,000メートルでメダル圏内に入るにはスピードと回転力です。これは既にパリオリンピックに向けて標準を合わせているので心配はないでしょう。
体調管理はこれまでに田中希実選手が体調面でレースに影響があったという事hありません。
十分な休息と栄誉の食事をとって万全な体制でオリンピックを迎えて欲しいですね。
- メンタルトレーニング
どんなに有力な選手でも予選敗退という事も珍しくはありません。
オリンピックでメダルを取ると言うのは実力だけではないという事です。
メンタルが大きく左右されます。
オリンピックには魔物が潜んでいる!とよく耳にしませんか?
これ、あるあるな話で自分の力が100%出せないことがあるんです。
メンタルが弱い方は会場の雰囲気にのまれらり・・・とありますので田中希実選手の様な経験豊富な戦手であれば場の雰囲気にのまれる事はまずないでしょう。
- レース戦術の選択
最後はレース戦術の選択です。
これを誤ると勝つか負けるか?大きく左右されます。
田中希実選手はノルウェーオスロ大会3,000メートルでは序盤から早いスタートで先頭集団についていきましたが、終盤に突き放されました。
パリオリンピックでも序盤から先頭集団について行くのか?又は後半に追い上げる戦術をとるのか?
全ては戦術次第で大きく変わるという事です。
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パリオリンピックまで行ってきたメンタルトレーニングは?
田中希実選手がパリオリンピックまでに行ってきたメンタルトレーニングについて調べましたが詳しい情報がない中、こちらのインタビュー動画の中で田中希実選手は、「レースに勝利するよりもこんな選手のような走りが出来たらたのしんだろうなぁ」とコメントされていました。
田中希実選手はメンタルが強い選手などと紹介されていますが、メンタル面においては既に出来上がっていると言えますね。
何故なら、田中希実選手は女子中距離界の中で誰よりも経験豊富で周りの強い外国人選手を見てきて肌で感じてきているからです。
従ってこれまでの田中希実選手の経験こそが強いメンタルを作り上げてきているんです。
田中希実の速さの秘訣は?
田中希実選手の速さの秘訣については何といっても、コーチであり父親でもある田中健智さんの存在ではないでしょうか?
スタミナをつける為に5,000メートルを意識した練習の中で、900メートルのロングスパートを走れるスタミナを身に付けました。
そして、田中希実さんの負けず嫌いで、走る事を楽しむといったとてもポジティブ思考な性格が重なって徐々にスピードが増し速く走れるようになったのではないでしょうか。
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さいごに
身長153㎝体重41㎏の小柄な田中希実が大型外人選手にレースで勝つには、スピードと回転力は必至です。
今回のノルウェーオスロで行われた3,000メートルでも分かるように強いのはケニア選手だけではなく、欧米の選手も強いです。
スピードと回転力、戦術、戦略を誤らなければ田中希実選手のパリオリンピックでのメダル圏内は樹分にあるでしょう。
皆で応援しましょう。
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