青森県八戸市出身、世界選手権を目指していた意識の高いエース、田澤廉選手。
出雲駅伝、全日本大学駅伝と二冠獲得している駒澤大学は、大八木弘明監督と共に大学駅伝三冠を目指しています。
田澤選手にとって4年生最後の箱根駅伝だけあり、総合優勝にかける想いは強く、チーム全体に意識が伝わって良いチームが完成されています。
駒澤大学期待できますよ!
田澤廉の2区で区間新になるか?ライバルになる選手は誰か?紹介します。
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田澤廉の2区で区間新になる可能性は?
引用元:https://number.bunshun.jp/
田澤選手は、今年2022年箱根駅伝で2区を走り、23,1kmを1時間06分13秒で走り、歴代4位の記録を叩き出すという快挙!
10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝優勝に貢献しています。
そんな田澤選手が2023年箱根駅伝2区で区間新を出せるのでしょうか?
これは十分に出せる可能性が高いです。
理由として
- 田澤選手にとって箱根駅伝ラストランだから
- 今年7月の世界陸上で予選落ちの悔しい想い
- 大八木監督への恩返し
こちらの中でも特に世界陸上での世界の壁を痛感された事ではないでしょうか?
田澤選手は10,000メートルで28分24秒25の記録で20位、自己記録は27分23秒44なので1分近い差があってのゴールでレース後には、「参加しただけのレースになってしまった!」と肩を落とす田澤選手!
あの時の光景は今でも鮮明に覚えています。
大八木監督も観戦していて、残念というか良い経験が出来たのでは?という気持ちがあったと思います。
そうです!田澤選手は世界陸上に出た事で、一回り選手として大きくなっています。
世界陸上後、出雲、全日本大学駅伝はありましたが、田澤選手の想いは箱根駅伝ただ一点だったのではないでしょうか?
田澤廉の現在の調子は?
出雲駅伝までは状態が悪かったという田澤選手ですが、全日本に向け徐々に調子を上げ、非常に良い状態まで戻っていた。
大八木監督からも「50分36秒位で良い」と声を掛けられたそうですが、その背景には明かされていませんが、恐らく怪我が考えられますね。
駒大エース田澤廉が明かされる知られざる苦悩があった。
全日本大学駅伝に鈴木芽吹選手が控えに回るなどチームはベストな状態ではないにもかかわらず出雲、全日本大学駅伝で優勝という駒沢大学の底力を見たレースでしたね。
今年の駒沢はチームが『駒澤から世界へ』をキャッチコピーにしていて、意識の高いチームつくりができていて上級生から下級生全ての選手達に浸透しています。
【2023年1月3日追記】
田澤選手が新型コロナウィルスに感染していた事が明らかになりました。
2022年12月頃から感染して1週間以上走る事ができなかったそうです。
今回の2区では本調子ではないとは言え、1時間6分34秒と言う記録に田澤選手は。「タイムはそんなに悪くはありませんでした。」
とコメントしていました。
田澤選手は今回の箱根駅伝をもって卒業します。
トヨタ自動車に内定していて今度は実業団として活躍されるでしょう!
世界陸上の屈辱を果たしてほしいいですね!
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箱根駅伝2023駒澤大学総合優勝
【2023年1月3日追記】
3冠達成の駒大・大八木監督「感無量。最高の子供たち」 圧巻の選手層「常勝軍団を作っていきたい」#箱根駅伝https://t.co/fOXtErtkTD
— スポーツナビ・陸上編集部 (@sn_gorin) January 3, 2023
第99回箱根駅伝は往路、復路共に駒沢大学が2年ぶり総合優勝を果たしました。
まさに全員一丸となってタスキを繋いだ結果で、特に復路では大八木監督の采配が当たりました。
大八木監督は「2022年春から夏にかけてチーム全員揃わず不安な時もありました、しかし、チームが一丸となり始めて全日本大学駅伝、出雲駅伝でまさにチームで勝ち取った内容になりました。」
と語る大八木監督が今回選手のポジション配置で悩んだのが2区と7区でした。
田澤選手が2022年12月頃から新型コロナウィルスにかかり、1週間以上走れない時期があったので、出場されるべきか?悩みました。
とコメントされていました。
数々の苦難を乗り越えての箱根駅伝総合優勝と言うのは、チーム並びに監督、駒澤大学関係者にとって特別な日ではなかったのではないでしょうか?
大久保監督が田澤廉を2区に起用した理由は?
学生駅伝3冠狙う駒大・大八木弘明監督「3区終了時でトップに立ちたい」田澤、佐藤が3区、山野、金子、山川が5区希望
箱根駅伝で3冠が懸かる駒大が合同取材を開き、大八木監督と選手16人が意気込みを口にした。#箱根駅伝#駒大
|月陸Online https://t.co/0FaYTUDS6c— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) December 15, 2022
箱根駅伝で優勝するには、個人の力も大切ですが監督の采配(戦略)は歪めません。
監督の采配と選手の力が噛み合った時に、優勝圏内に食い込んで来れるのが今迄の箱根駅伝のパターンになっています。
大八木監督が「3区終了時にトップに立ちたい!」と言うのはその前の2区が重要となってきます。
2区は花の2区と称されエースが集まり権太坂という勝負を分ける2つの上り坂があります。
駒沢大学のエースそれが田澤選手という事になります。
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田澤廉のライバルになる選手は?
田澤選手が2区を走る事になれば、気になるのがライバルです。
一番有力候補になるのは、青山学院大学の近藤幸太郎選手(4年)ではないでしょうか。
近藤選手は昨年の箱根駅伝で2区を走り、1時間07分09秒で田澤選手とは56秒差でしたが、今年に入りめきめき力を付けて、出雲駅伝、全日本大学駅伝で田澤選手とはかなりの近さまで近づいてきています。
近藤選手は去年も箱根2区を走っている事からコースは熟知されています。
田澤選手も世界陸上から大きく成長していますが、近藤選手も原監督の元で成長されています。
この2人のレースから目が離せませんね。
まとめ
「2022箱根駅伝」田澤廉選手が2区で区間新なるか?ライバル選手は誰?について紹介してきました。
まとめますと
- 田澤廉選手が箱根駅伝2区での区間新が出る可能性は十分にあります。
- 田澤選手のライバルとなる選手は青山学院大学の近藤幸太郎選手(4年)です。
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