今回は、元陸上選手で現在スポーツキャスターとして活躍されている高橋尚子(たかはし・なおこ)さんについて取り上げます。
高橋さんといえば、1972年5月6日生まれの50歳、2000年シドニー五輪金メダリストで、女子マラソンの元世界記録保持者でもあります。
女子スポーツ界で初となる国民栄誉賞を受賞し、現在は日本陸上競技連盟常務理事としても活動しています。
そんな高橋さんは、現役引退をした今でもトレーニングを欠かさず行っていることを自身のTwitterに投稿していますが、走るだけでなく筋トレも行っているんです。
50歳とは思えない体の持ち主の高橋さん。「長距離に筋トレって必要なの?」と思う方もいるのではないでしょうか?今日はそんな疑問について調べてみましたので、早速本題へ移りましょう。
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高橋尚子の腹筋の筋トレとは?
現役時代の腹筋は毎日2000回してました。朝、夕10種類×100。
今は時々10種類×10。10回ずつならできそうでしょ?
膝を立てて上半身を起こす腹筋、左右にひねりを入れたり、仰向けの状態で足を上げる腹筋(腰を浮かせないで)などやり方で鍛える場所が変わります。140字で伝えるの難しい?動画してません?♀️— 高橋尚子 (@TakahashiNaoko) November 11, 2021
高橋さんは、現役時代からトレーニングに腹筋を取り入れていたことを明かしています。
その回数、なんと毎日2000回!朝、夕10種類×100回というから驚きです!
現在は10種類×10回を実施しているそうです。
50歳で毎日腹筋をしているだけで驚きを隠せませんね。
そして更に驚きなのは、腹筋が10種類もあるということです。
単に体を起こすのが腹筋だと思っていましたが、それだけではないようです。
膝を立てて上半身を起こす腹筋、左右にひねりを入れた腹筋、仰向けの状態で足を上げる腹筋などがあるそうです。
陸上競技は雨の日だとトレーニングできないこともありますが、腹筋は室内で行うことができとても有効だったと語っています。
腹筋とマラソンの相乗効果は?
腹筋とマラソンってなんだか繋がりが薄いように思いますよね。
「走るんだから下半身が大切では?」と思いがちですが、そんなことはありません。
もちろんマラソンには下半身の強化は必要不可欠ですが、上半身をしっかり鍛えることで綺麗なフォームを保って走ることができます。
腹筋は体の中でも大きな筋肉の一つであるため、腹筋を強化することで自然に代謝の良い体になるだけでなく、姿勢が良くなる、体幹が鍛えられる、足を上げる力の強化になるといったメリットがあります。
マラソンの後半はよく、足の代わりに腕で走るなんて言われますが、この腕を支えるのが腹筋になります。
マラソンと腹筋はつながりが深く、かなりの相乗効果があると言えます。
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マラソンランナーは腹筋を鍛えているのか?
アメリカ合宿終了??
苦しい時に励まし、支え続けてくれたスタッフさんの為にもベルリンマラソンでは1秒でも速くゴール出来るように頑張ります!
今の自分がどこまで行けるのか失敗を恐れず挑戦してきます?
新たに成長させてくれたアメリカに感謝し、明日ドイツへ向かいます?? pic.twitter.com/zQLqWiCL3I— 松田瑞生 (@Mzk0531Mzk) September 4, 2018
高橋さんは現役時代から腹筋を鍛えていることを公言していますが、他のランナーも腹筋を鍛えているのでしょうか?調べてみると、マラソンの指導者の中には、腹筋をつけすぎてしまうと体重が増加してしまうことや、エネルギー消費を招くために重視していない人もいるようでした。
しかし体幹を鍛えたりと利点も多いことから、腹筋をトレーニングに取り入れているランナーは多いようです。
例えば、高橋さんと同じく女子長距離ランナーである松田瑞生さんは素晴らしい腹筋の持ち主です。
毎日欠かさず10種類以上、500〜1500回は腹筋を行っていたと言います。
このように、高橋さんが腹筋を始めとする筋トレを取り入れていることを公言してからは、マラソンランナーでもウェイトトレーニングを取り入れる選手も多いようで、野口みずきさんも積極的に腹筋トレーニングしているそうです。
注目してみてみると、マラソンランナーでも腹筋バキバキの選手が多数いることが分かりました。
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高橋尚子が腹筋重視に鍛える理由は?長距離に有利?
大阪国際女子マラソン
センターでは渋井さん、福士さん、岡安アナウンサーと共にレース中もCM中も話の尽きない楽しい時間でした?♀️
安藤さん、上杉さんハイペースに果敢に挑む積極的なレース!課題が明確になり収穫も多かったですね
佐藤さんは怪我を治して元気な姿をMGCで見せて欲しいです pic.twitter.com/L5uA5mJehl— 高橋尚子 (@TakahashiNaoko) January 30, 2023
高橋さんは、「朝顔洗う、歯を磨く、腹筋する」と語るほど腹筋を重視してトレーニングしていたそうです。
なぜそこまで腹筋を重視するのでしょうか?その背景には、腹筋を鍛えることで得られる効果が、長距離競技においてもよい効果が期待できることが伺えます。
まず、腹筋を鍛えることで脚の引き上げが強くなりスピードがつくという効果があります。
脚を上げる時は脚の筋肉だけでなく腹筋も使っていますので、腹筋を鍛えることで脚がしっかり上がり、スピードがつくと言われています。
次に、腹筋を鍛えることでフォームが安定するという効果があります。
腹筋は大きな筋肉の一つで、体幹を支えるために重要な役割を果たしています。
体幹が鍛えられるとフォームが安定し、余分なスタミナ消費も抑えられます。
そしてその結果、マラソン終盤でもフォームが崩れず、ペースダウンを防ぐことができます。
長距離競技と腹筋は相乗効果があることが分かりました。
今の時期はシティマラソンなどが開催されているところも多いと思います。
そのために鍛えているなんて方もいるのではないでしょうか?「マラソンしたいけど、雨が降るとできないし…」と思う方もいると思いますが、そんな時にも腹筋を取り入れたトレーニングが有効です。
無理はしすぎず、各々に合ったトレーニング方法を見つめて取り入れてみるとよいのではないでしょうか?「走るのは苦手…」という方も、ダイエットで腹筋をしてみるのも良いと思います。
プロも行うトレーニングを取り入れて、健康な体作りを目指しましょう。
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まとめ
高橋尚子の筋トレはマラソンに必要か?腹筋を鍛えれば長距離に有利か?について紹介してきました。
- まとめますと筋トレ(腹筋)をする事で、姿勢が良くなる、体幹が鍛えられる、足を上げる力の強化になるメリットがあります。
- 腹筋を鍛えれば長距離に有利か?ですがまず、脚の引き上げが強くなりスピードがつく!そして、腹筋を鍛えることでフォームが安定する効果が期待できます。
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