この記事の目次
「序章」日本ボクシング界の二大スター井上尚弥、中谷潤人
日本ボクシング界が世界に誇る2人のスーパースター!井上尚弥選手と中谷潤人選手!
井上尚弥選手は「モンスター」の異名を持ち、その破壊力とスピード、精密な攻撃で世界中のボクシングファンから高く評価されています。
その一方で、中谷潤人選手は「テクニシャン」として知られ、多彩なスキルと冷静な戦略で試合を支配するサーボクとして注目されています。
2人の共通点は、どちらも日本を代表する選手であり、試合を重ねるに連れ世界レベルのパフォーマンスを見せることができます。
しかし、戦い方ごとや試合のアプローチは大きく異なります。
パンチを武器にしており、中谷潤人選手はスピードとテクニック、そして独特な間合いでポイントを継続するスタイルが特徴的です。
この記事では、この2人のボクサーを深掘りし、それぞれの強みを分析しながら「どちらが強いのか」というファンの気になる疑問に答えていきます。
ボクシングファンであれば見逃せない内容です!
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井上尚弥の強さを徹底分析
では、井上尚弥選手の強さについて徹底分析してみました。
強さと言えば一般的には戦績や、KO率に目が行きがちですが、井上尚弥選手の強さについて2つ理由がある事が分かりました。
まず1つ目は、2019年に行われたWBSS(ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)各団体のチャンピョン達がトーナメント方式で真のチャンピョンを決める大会で優勝した事です。
日本人でWBSSで優勝だけでも強いのは分かるんですが、一体これまでの日本人の世界チャンピオン達と何が違うのでしょうか?
一言で言いますと、相手に与えるプレッシャーと相手のふところに飛び込むスピードが圧倒的に違うという事です。
例えば、2018年に東京太田区総合体育館で行われたWBA世界バンタム級レギュラー王者のジェイミー・マクドネル選手!
井上尚弥選手の身長は165㎝でリーチが171㎝です。
対してジェイミー・マクドネル選手の身長が175㎝でリーチが182㎝です。
身長10㎝でリーチが11㎝と ジェイミー・マクドネル選手が井上尚弥選手より上回って有利なはずです。
しかし、井上尚弥選手は身長差をもろともせずにジェイミー・マクドネル選手のふところに入りダウンを奪います。
正に井上尚弥選手の相手のふところに入るスピードは一級品です。
2つ目はスピード、パワー、スタミナ、メンタルが井上尚弥選手の場合、異次元なんです。
まずはこちらの動画をご視聴下さい。
こちらのYYoutube動画「格闘キャスト」で勅使河原弘晶さんがゲストで井上尚弥選手の強さについてコメントされていました。
実はこちらの勅使河原弘晶さんは元プロボクサーで元WBOアジアパシフィックバンタム級王座、第44代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピョンに輝いています。
勅使河原弘晶さんは以前に井上尚弥選手とスパーリングして体感で井上尚弥選手のパンチを受けています。
井上選手はパンチ力、スピード全部が強すぎて、実際に階級では井上選手がスーパーフライ級で自分(勅使河原弘晶)はバンタム級で階級が上なのにまるで井上選手の方が階級が上なのでは位にやられましたね。
井上選手は体感が強くまるで地面から足が生えている位、崩れませんでした。
井上選手の全てが凄すぎて、その凄いが普通の選手の頭1つ抜けてるではなく、頭3つ位抜けていて正に異次元な選手ですね。
圧倒的な戦績とチャンピオンとしての実績
井上尚弥選手の何が凄いか?それはこれまでの対戦戦績がその強さを表していますね。
28戦中28勝0敗(25KO)3つは判定勝ち
この3つの判定はまずこちらになります。
↓↓↓
- 2013年8月25日 日本ライトフライ級タイトルマッチ田口良一選手(ワタナベ)
- 2016年5月8日 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ ダビド・カルモナ(メキシコ)
- 2019年11月7日 WBSSバンタム級決勝 ノニト・ドネア(フィリピン)
その中でもノニト・ドネア選手の試合は皆さんの記憶に鮮烈に残っているのではないでしょうか?
ノニト・ドネアはボクシングファンであれば誰もが知る世界5階級制覇した元王者です。
WBSSでは井上尚弥選手が2回にドネアのパンチをもらい右目を負傷してそこから戦いずらくなった事、流血次第ではレフリーストップがかかる可能性がある為井上尚弥選手は十分な力を発揮できなかったと考えられます。
しかし、11ラウンドには井上尚弥選手が放ったボディーがドネアにヒットしダウンを奪い判定で勝利するなど井上尚弥の底知れないパワーを知りました。
その後、井上尚弥vsノニト・ドネアは2022年6月7日にさいたまスーパーアリーナで再選を果たします。
誰もが世紀の一戦で判定までもつれ込む予想をしていましたが、以外にも2ラウンド井上尚弥選手の左フックでドネアからダウンを奪いKO勝利というあっけない幕切れとなりました。
何故この様な現象が起こったのでしょう?
この井上尚弥選手が放った左フックはドネアにあたった瞬間鈍い音が視聴者まで入って来たよね。
先にも紹介しましたが、井上尚弥選手はパワー・スピード・体感どれを取っても世界チャンピョンの中でも抜きに出ています。
1ラウンドの残り時間10秒位の時に井上尚弥選手の右ストレートが綺麗にドネアに入ってダウンしましたよね?
まさに井上尚弥選手には相手のふところに入るスピードが速く、パンチ力があるので1発のパンチでこれまでのチャンピオン達をダウンさせることが出来たんですね、身長・リーチ関係ないんです。
「モンスター」の称号を持つ理由は?
では井上尚弥選手が「モンスター」と称号をもつ理由について紹介します。
井上尚弥選手がモンスターと称号される理由について一番分かりやすいのはこちらの動画「ジャンクsports」ではないかと思います。
ダウンタウンの浜田雅功さん司会の番組で有名アスリート達をゲストに招いてトーク番組です。
この動画の中で井上尚弥選手は信じられないコメントをされていました。
1つの光がさすように見えましたね!ここからこう入って打ったら当たって倒せる!
こちらの番組に出演されてた長谷川穂積さんは
井上尚弥選手は4秒先を生きている!4秒前から相手の動きを計算して、こうやって動いたら、こっちに動いてこのパンチ出したらこのパンチを返してきて瞬時に計算して戦っている。僕は2秒先までは読めましたけどね(苦笑い)・・・
つまり、井上尚弥選手はいち早く相手の動きを読み取れる、だから相手のふところに入るスピードが今迄の世界チャンピオン達のはないそこがモンスターと言われる理油なのではないでしょうか?
そしてメンタル面では皆さん記憶に新しい東京ドームで行われたルイス・ネリ戦です。
井上尚弥選手は1ラウンドまさかのダウンを奪われました。
井上尚弥選手が初のダウンでかなり話題にもなったのと、何故ダウン?と思われた方も多いかと思います。
ルイス・ネリ選手は前半に攻めるタイプの選手でこれまでに山中慎介選手も2回戦って2度ともKO負けを喫しています。
ダウンしたのは、井上尚弥選手の視界にルイス・ネリのパンチが入って来なかったそうです。
しかし、井上尚弥選手が凄かったのはここからでした。
普通の選手であれば、直ぐに起き上がって体制を立て直していきますが、井上尚弥選手は直ぐには起き上がらず瞬時に状況を読み取り立て直しました。
まさにメンタル面でも井上尚弥選手は「モンスター」です。
「強み」攻撃力、防御力、試合展開の組み立て
これまで井上尚弥選手の強さについて紹介してきましたので、攻撃、防御、組み立ても正直ないと言うのが本音ですが、これまでの試合を見てきて、相手の動きを読み取る力が世界1なことから、井上尚弥選手は相手の出方次第でボディー、フック、ストレートを打つのか判断していくと思老います。
今迄の有名な世界チャンピョン「フロイドメイウェザーやマニー・パッキャオ」なども相手の動きを読み取る力が他の選手より抜き出ていたんでしょうね。
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中谷潤人の実力を徹底解説
では、中谷潤人選手の実力について紹介していきましょう。
中谷潤人選手はネクストモンスターという異名がある通り井上尚弥選手の次に強いチャンピョンと言われています。
そこに自分を合わせて、どの位の実力差があるのか?気にしているはずです。
中谷潤人選手が対戦するアレハンドロ・サンティアゴ選手ですがどんな選手なのでしょうか?
ここでは、アレハンドロ・サンティアゴはドネアより強いのか?戦績や強さも分析!と題して紹介してるのでチェックしてね。 https://t.co/lpnWSNmRxY… #中谷潤人 #アレハンドロ・サンティアゴ #ボクシング— pukurin相互フォロー (@pukurin1203) February 20, 2024
技術派ボクサーとしての評価
中谷潤人選手は、その繊細かつ正確なボクシングスタイルで「技術派ボクサー」の代表格とされています。
井上尚弥選手とは対照的にガンガン前に出ていくタイプではなく、後ろでリーチを生かしながら相手の様子を見ていくタイプのボクサーですね。
ただ、相手の動きを読み取る力は井上尚弥選手と引きを取らずにチャンス!と思えば畳みかける内容の試合をされてきています。
中谷潤人選手が世界から最も称賛された試合が、アレハンドロ・サンティアゴ選手ではないでしょうか?
サンティアゴ選手は37戦中28勝4敗5分けという強敵です。
WBCバンタム級チャンピョンで中谷潤人は6回に右ストレートでKO勝利しています。
中谷潤人はサースポーでリーチを得意とした選手なのは皆さんもご承知でしょうが、ただのサースポーでリーチを得意とした選手であれば井上尚弥選手には通用しないかと思われます。
ただ、中谷潤人には独特的なまあいと相手の視界に入らないとこから繰り出されるパンチが得意でこれに井上尚弥選手がどこまで対応できるか?焦点になるのは間違いないようですね。
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世界戦でのパフォーマンスと試合結果
中谷潤人選手のキャリアの中で特筆すべきは、世界タイトル戦で見せる安定感と実力です。
彼はこれまでの試合で格上と見られる選手に対しても落ち着いた試合運びを見せ、これまで多くの対戦相手に初めて世界タイトルを獲得した試合では、序盤から相手を完全にコントロールして、そのスキルと急速で世界に衝撃を与えました。
試合を観ている分には井上尚弥。もっとも強い対戦相手がディフェンシブで来て、それでも捻じ伏せる。
中谷潤人はまだ対戦相手にそこまでの対策を取られたことはない。
もちろん相性があるからやるなら楽しみだ。
ファンとしての問題はどちらかが負けてしまうことだ😢#ボクシング https://t.co/YM841S9u7u— たぶん山田 (@yayayamadakana) October 22, 2024
彼の強さがただの期待ではなく実績に裏付けられていることを証明しています。
井上尚弥と中谷潤人の比較ポイント
ここでは、井上尚弥選手と中谷潤人選手の比較について紹介しています。
これまでの井上尚弥選手の試合に対して、中谷潤人選手は井上尚弥選手の背中を見てきています。
そう言えば、渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則のぶっちゃけチャンネルで竹原慎二さんが、「今、井上君に勝てるチャンピョンは階級は下だけど中谷君だと思うんだけど!」
更に竹原さんは中谷君は階級を上げる方が強い!と中谷潤人をかなり評価されていますね。
竹原さんは具体的に中谷潤人選手のどんな所が井上尚弥選手より勝っているのか?はっきり言ってませんでしたね。
中谷潤人もWBSSに出場すれば?と言うのが本音ですが、それはさておき、経験とキャリアの観点からすると中谷潤人選手よりも井上尚弥選手の方が、強いキャリアのあるボクサーと戦ってきてしかもKOしている事から、経験tとキャリアが圧倒的に井上尚弥選手の方があると思います。
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試合成績の比較、勝利数、KO率、対戦相手の質は?
井上尚弥選手と中谷潤人選手を比較する上で、まず注目すべきは試合成績ですね。
- 井上尚弥選手はプロキャリアを維持しながら無敗をしており、特にそのKO率は驚異的です。
- 彼の試合の多くは最初で決着することが多く、その圧倒的な攻撃力が試合成績に現れています。
- 相手も世界タイトル保持者や強豪選手が多く、常にトップクラスの選手との試合を続けています。
- 一方、中谷潤人選手は試合数こそ井上ほどではありませんが、安定感のある勝利を収めており、特にテクニカルな試合運びでポイントを重ねて勝つスタイルが特徴です。
- KO率は井上に比べて低いめですが、相手の攻撃を無力化するディフェンス力と試合展開で確実に勝利を収めています。対戦相手も上位ランカーが多く、勝利の質は高いと言えます。
やはりあの、2024年2月24日、両国国技館で行われたサンディアゴにTKOしたのは大きかったよね!
ボクシングスタイルの違い
では井上尚弥選手と中谷潤人のボクシングスタイルの違いについて紹介しましょう!
井上尚弥選手は相手の動きをいち早く見抜く力があり瞬間でどのパンチで決めれるか?分かっていて攻めるボクサーであるのに対して。中谷潤人選手はリーチを活かしながら、相手の動きを読み取り相手の視界を外し決めのパンチを当てるボクサーです。
一件、井上尚弥選手が余りにも強いと思いますが、ネリ戦の様に視界に入ってこないパンチを放たれると果たしてどうなるのか?
ネリ選手はパンチはありますけど、動きが単調であるのに対して、中谷潤人選手は柔軟な動きで攻めてきます。
これは実際に戦ってみないと何とも予測不能と言うのが現在の結論でね」。
ただ、井上尚弥選手が階級をフェザー級に転向された場合は話が変わっていますね。
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総合評価は?どっちが強いのか?
井上尚弥はその攻撃力と試合支配力で圧倒的な強さを誇る方、中谷潤人はテクニックと試合で相手をコントロールする試合巧者であります。
しかし、どちらのスタイルの違いは明確において、それぞれがボクシング界唯一無二の存在であることは間違いありません。
ファンにとっては、どちらのスタイルが好みかによって評価が多少異なるでしょう。
この比較から、井上尚弥選手と中谷潤人選手がかなり異なるアプローチでボクシングの展望を目指して負けるのでは?と噂がありますが一体どうなんでしょうか?
結論から申しますと、スーパーバンタム級であれば、井上尚弥選手でフェザー級であれば中谷潤人選手ではないでしょうか?
理由は、井上尚弥選手の身長が165 cmでリーチが171 cmで対する中谷潤人選手の身長が172 cmでリーチが176 cmで圧倒的に中谷潤人選手が有利になります。
しかし、井上尚弥戦手にはこれまでの試合は、「身長・リーチ」は関係ありませんでした。
ただ、中谷選手には体型からしてフェザー級の体型です。
もし、2人が対戦するとなれば、皆さんはどちらにつきますか?
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さいごに
井上尚弥選手と中谷潤人選手がグローブを交えた時、どちらが強いか?紹介してきました。
井上尚弥選手が階級をフェザー級に上げた場合、中谷潤人選手に負ける可能性が高くなります。
パワーで中谷潤人選手方が勝るからです。
井上尚弥選手は現在のスーパーバンタム級、もしくはバンタム級で中谷潤人選手と戦えば井上尚弥選手の方が有利に試合を進めるでしょう。
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