2023年に野球の世界大会WBCが開催されます。
日本代表こと侍ジャパンは、栗山監督の下、世界一を目指します。
今回のWBCには、日本が誇る二刀流プレーヤー、大谷翔平選手が参加を表明しました。
侍ジャパンにとって、とても頼もしい存在と言えます。
そんな頼もしい大谷選手は、いつ登板することになるのでしょうか。
また、侍ジャパンの指揮官・栗山監督はどんな戦略を思い描いているのでしょうか。
今回はこのような疑問に答えるため、大谷選手の登板と起用のタイミング、栗山監督の戦略、またライバルになる国について、紹介します。
WBCの予習におすす。
この記事を読んでWBCを楽しみましょう。
WBCで大谷翔平が初戦に登板する可能性は?
大谷選手はWBCの初戦に登板するのでしょうか。
これに関しては、現在のところ不明な状況です。
後述しますが、栗山監督は大谷選手の起用法について検討中の段階です。
先発なのか抑えなのか明らかになっていません。
また、ダルビッシュ選手など大谷選手以外にも、優れたピッチャーが侍ジャパンにはたくさんいます。
他の選手の起用も考慮に入れつつ、戦っていかなければなりませんので、初戦に大谷選手が登板するのかは不透明です。
栗山監督は大谷翔平をどこで起用するか?
世界一奪還を語る上で、一流選手の集うアメリカは避けて通れない相手だ。「もともとメジャーが好き。そういうところと勝負できるなら、この上ない感謝を持って戦うだけ。最後まで行けば、絶対にアメリカが出てくるはず。何が何でも倒すしかない」 #栗山英樹#侍ジャパンhttps://t.co/fMdAAGtnsi
— とげまる (@chiarathebounce) December 11, 2022
大谷選手の起用法について、栗山監督は投手と野手の二刀流がベースになると、話しています。
メジャーで結果を残した二刀流での起用は、順当な起用法と言えます。
しかし、投手としてどの場面で起用するかは、検討中のようです。
シーズン通りの先発での起用なのか。
もしくは中継ぎ、抑え投手として起用するのか。
日本代表の勝利の鍵となる選手なので、起用どころは慎重に考える必要があります。
しかし、中継ぎ、抑え、先発といった投手としての起用だけでなく、バッターとしての起用方法も考えなくてはなりません。
メジャーでホームランを量産する大谷選手の、バッティングを眠らせるのはとても勿体ないです。
ヤクルトの村上選手のように、日本プロ野球でホームランを量産する選手も侍ジャパンにはいますが、メジャーリーグでホームランを打った実績は、かなり希少です。
バッティングかピッチングのどちらか一つを取るかではなく、栗山監督の話す通り、二刀流を両立できる起用法がポイントになります。
栗山監督がWBCで優勝する為の戦略は?
栗山監督率いる侍ジャパンが優勝するための鍵、それはメジャーリーガーです。
メジャーリーガーが鍵といっても、大谷選手やダルビッシュ選手といった日本人メジャーリーガーだけを指すのではありません。
ここでいうメジャーリーガーとは、日本にルーツを持つメジャーリーガーのことです。
たとえば、日系アメリカ人の選手などです。
WBCの規則では、他国にルーツを持つ選手が、他国の代表チームでプレイすることが許可されています。
この規則に基づいたうえで、侍ジャパン入りが予想される選手がいます。
その選手というのが、「セントルイス・カージナルス」所属のラース・ヌートバー選手と、「クリーブランド・ガーディアンズ」所属のスティーブン・クワン選手です。
ヌートバー選手は母親が日本人です。
メジャー二年目の若手ですが、2022年シーズンは108試合に出場しました。
またスティーブン・クワン選手は、母方の祖父母が山形県出身です。
2022年は147試合に出場し、2割9分8厘の好成績を残しています。
(詳しい成績はこちら)
このように、侍ジャパンには日本出身の選手だけでなく、日本に何らかのルーツがある選手
も代表入りできます。
世界最高峰のリーグで活躍するメジャーリーガーの存在は、WBC制覇の鍵になるでしょう。
WBCで日本のライバルとなる国は?
WBCで日本のライバルは、アメリカになるでしょう。
アメリカはメジャーリーグの第一線で活躍する選手で構成されています。
たとえば、エンゼルスで大谷選手のチームメイトであるマイク・トラウト選手。
大谷選手同様、チームの顔と言える選手で、2022年シーズンは40本塁打を記録した強打者です。
(詳しい成績はこちら)
またバッターだけでなく、ピッチャーに関しても警戒が必要でしょう。
メジャーリーグのピッチャーは動くボールを使う特徴があります。
動くボールというのは、打者の手元でボールが微妙に動き、ゴロを打たせる球種のことを言います。
少ない球数でアウトが取れるのに加えて、一塁にランナーがいる場合、ダブルプレーが発生しやすくなります。
侍ジャパンは、この動くボールに今まで苦しめられてきました。
それゆえ、アメリカ代表との試合は難しいゲーム展開が予想されます。
今大会で必ずアメリカ代表と対戦するとは言い切れませんが、順調に勝ち上がっていけば、アメリカと対戦する可能性が高くなりますので、しっかりとした対策が必要になります。
まとめ
2023WBCに大谷翔平が登板するのは初戦?栗山監督の戦略とは?について紹介してきました。
まとめますと
- 大谷翔平が登板するのは初戦か、どのタイミングで起用するかについては現在決まっていません。
- 分かり次第、追記します。
- 栗山監督の戦略は日本にルーツを持つメジャーリーガーの起用で勝負を仕掛けていく模様です。